塵芥録

思っていることをうまくことばにしていきたい

アメリカ人のパリ憧憬について

プラダを着た悪魔』では脇役の女性がやたらパリに行きたがっていたのが印象的だった。彼女はファッションデザインに携わっていたから、パリに憧れるのは当然かもしれない。しかしそれを差し引いても映画の背後にはアメリカ人が一般に抱えるパリ憧憬というものがあるのではないか、と思えてしまうのである。

この憧れが何に起因するのか、とかアメリカ人に限らないのではないか、とか細かい点は全然考えていないのでただの思い付きにすぎないが、アメリカ人にとってパリが特別な存在であるように思われるのは自分だけだろうか。

『パリのアメリカ人』というタイトルの映画があったが、これも背後にパリ憧憬があるのではないか。この辺のことは考えがまとまったらもう一度文章にしてみたい。

誰か米仏の文化的関係について本を書いている人いないかな…