塵芥録

思っていることをうまくことばにしていきたい

卒論の口述試験が終わった

自分が考えていることはなかなか思うように文章化できない。というわけで日々の雑感をここに書いて練習することにしました。

 

最初の記事は卒論の口述試験について。

 

今日は卒論の口述試験があった。僕の卒論執筆は8月で一回大きく挫折しており、そこから考えると自分でもよく完成にこぎつけたなあと思う。

卒論完成のきっかけになったのは、何気なく眺めていた史料がメインで扱っていた史料のある箇所とまったく一致する、という本当に小さな発見だったけれど、あれがなかったら今頃は留年の手続きをしていたことだろう。

ともかく、卒論の口述試験について。8月の二の舞はすまいとテーマをかなり小さく絞ったのが功を奏したのか(8月時点でのテーマはあまりに漠然としていた)、提出した卒論はコンパクトながらも明晰であるとのお言葉を副査から頂いた。一方主査の先生からは「あまりにコンパクトにまとまりすぎたね」みたいなことも言われた。史料をもっと注意深く読むようにとの指導も。反省反省。

それでもそれほど厳しいことを言われず、フルボッコにされる覚悟で口述試験に臨んだ自分としては拍子抜けだった。勿論安堵もした。屠所に向かう羊の気分だった口述試験前とは随分な気分の違いである。

とりあえず肩の荷が一つ降りたので(とはいえまだ2つほど乗っかっている)、今日ぐらいはゆっくり休もう。明日からまた図書館通いだ…